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zoom RSS 「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」菅直人著

<<   作成日時 : 2014/11/30 00:57   >>

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画像リベラルは脆弱である。だがそれがいい。

2011年のあの国難は誰も忘れなくても、そのときに誰が総理大臣だったかは、意外ともう忘れられているような気がする2014年の暮れ近く。

記事として出落ちではあるが、総理大臣が菅直人であろうとなかろうと、あのような国家的災害に対しては、システムや価値観で対応できるわけもなく、ひたすら反射的な指揮権を発動するしかなかったであろう。

総理大臣に期待される資質は、せめて人並み以上の識見と直感と強心臓を備えるべきであり、そうであれば、東日本大震災と原発事故の際の総理が、すくなくとも家業として政治家になった既得権まみれの便利屋レベルでなくて、まだよかったというべきである。

ここまでの書きっぷりで透けるように、当記事筆者は菅直人氏が社民連で衆議院議員に当選した30年以上前から実はひそかに共感を憶えていて、理系で市民派で出自が政治家家系でなく、しかも零細政党の社民連なんて、そんな茨の道をよく歩くわ、と思いつつ応援してた。

既得権益に頼るとか徒党を組むとかは子供の頃から嫌いで、成人して欠かさず投票する選挙も反自民非共産否公明であり、かといって自分で政治に加担するほどの意欲もないから、野党勢力を結集する力業に期待してたのである。その意味では新党さきがけも注目してた。

しかるに民主党政権のていたらく。政治の脱構築ではなく脱力である。
リベラル主義は押しの弱い思想で、国家主義や共産主義のような安易さや独裁風味の爽快感が無いんで、話がまとまらない傾向がある。ディベートやるなら民族主義的な国家観が主張はしやすい。

それでも菅直人氏は総理大臣にまでなった。
大災害の際の対応には批判も多いが、本書を読んでも、私心はないし(あたりまえだ)、せいいっぱいやってるし(あたりまえだ)、しょうがないんじゃないの。お前が総理やれって言われても絶対いやだよ。

本書にはいろんな批判があろうし、だから当記事筆者はAMAZONはじめ本書に対するレビューを一切見ないでこの記事を書いてるが、あの事案に対する行動の記録として認容するものである。

ただ、当時の記者会見での発言は都度全文採録しなくてもよかったんではないか。あれは形式的な公式の発言なので要旨でもよい。



(平成24年10月発行・購入、幻冬舎新書)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
民主党の3人の総理大臣と政権奪取選挙の直前まで党首だった小沢一郎さんについてはまた検証があるかもしれないと思います。

2015/02/15 20:47
 この本が出た2012年頃から今に至るまで、民主党政権発足の際にリーダーだった3名(既出の2人+鳩山由紀夫氏)に対するマスコミの言及は、奇矯な行動を揶揄するものばかりで、もはや政治家として扱っていない。お遍路&脱原発とか、ルーピーとか、某なかまたち、とか、ああ確かに変だけども。
 だからこそ、菅直人氏の言い分という側面を持ち、そんなに売れるとも思えない本書を、歴史の証言として堂々と新書で出版した幻冬舎の見識は、さすがアウトロー文庫というレーベルを持つだけあるなあ、と評価しています。
DRAGON龍
2015/02/22 23:06

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