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zoom RSS 「オンリー・ミー 私だけを」三谷幸喜著

<<   作成日時 : 2010/04/04 20:20   >>

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画像今をときめくコメディ脚本家が、やっと世に認められてきた30歳代前半だった頃に、めっちゃ自分周辺のことを書きまくったエッセイ集。

創作の世界に生きている人はたいてい過剰な自我を抱えていて、だからこそ、その溢れ出してしまう自我が作品に昇華されるもので、したがって、書くエッセイも俺様ぽいふいんきになりがちだ。

そこんところ、本書は、サービス精神とか己の戯画化が突出していて、ほとんどコントの域に達している。

ひとつだけ例としてネタばれしてしまうと、著者がクリスマスイブに年上のお洒落な彼女を素敵なディナーに連れ出したつもりが本気でデニーズだなんて、胃が痛くなるような面白さである。

当記事の筆者も、たいがい空気が読めなくて思い込みで暴言をかましてる(らしい。人に言われて気付いたりする^^;)が、本書の著者には負ける。もちろん面識や付き合いはないので、どこまでが真実を書いてあるのかは分からないけど。

どこか常識的な部分が欠落してないと、傑出したコメディは書けないのであろう。

あと、本書が単行本で出版されてからもう10年以上が経っているにもかかわらず、今回再読してみて、意外に、内容が古びていないのに感心した。これは、あとがきで著者自身が言及している通り、時事ネタを基本的に扱っていないのが大きい。

唯一といえる政治の時事ネタの項目で、当時まだ自民党総裁選にも出ていなかった小泉純一郎について次のように述べている。

(前略)従来の政治家のイメージを打ち破った(大臣時代も全然大臣に見えなかった)という点で、今一番注目しているのがこの小泉氏なのである。とにかくまるで偉そうに見えないのが素晴らしい。ゆくゆくは政権でも取って、総理のイメージも一新して欲しいものである。(後略)

先見の明があるなあ。



(平成9年発行・平成13年購入、幻冬舎文庫)

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